化学リスクコミュニケーション

 

化学物質リスクコミュニケーションとは

 化学物質を使用する事業者と地域住民が情報を共有し、化学物質について共に考え、化学物質による環境負荷の低減を図っていくことを化学物質リスクコミュニケーションといいます。

 福島県環境創造センターでは、化学物質リスクコミュニケーションに関するセミナーや事例発表・交流会等の各種事業の実施により、化学物質リスクコミュニケーションの推進を図っています。

 

平成29年度化学物質リスクコミュニケーションの取組

化学物質リスクコミュニケーション推進セミナーを開催しました!

 事業者の皆さんを対象に、化学物質による環境リスクの低減に向けたリスクコミュニケーションについて理解を深め、実践していただくために開催しました。
 セミナーへは事業所及び自治体職員の方等69名に参加いただきました。
 独立行政法人製品評価技術基盤機構化学物質管理センター竹田宣人氏による化学物質リスクコミュニケーションを行うにあたっての具体的な取り組み方法に関する講演と、二本松市の株式会社CKF 古川利夫氏による取組事例発表を行いました。
 質疑応答も行い、参加者の方からは「講演や事例発表が分かりやすく今後の取組の参考になった。」という感想を多くいただきました。
 
1 日時
 平成30年2月23日(金曜日) 13時00分~15時10分
2 会場
 環境創造センター交流棟「コミュタン福島」会議室
3 内容
 ◆講演「化学物質管理制度に係るリスクコミュニケーションへの取組」
  講師 独立行政法人製品評価技術基盤機構化学物質管理センター
     調査官 竹田 宣人 氏
 ◆事例発表「企業における化学物質リスクコミュニケーションの取組事例について」
  株式会社CKF(二本松市)
  管理グループ総務人事チーム 古川 利夫 氏
 
(講演・事例発表の様子)
講演 事例発表

高校生のための化学物質リスクコミュニケーション講演会・交流会を開催しました!

 高校生を対象に、化学物質のリスクや、事業者と地域住民との相互理解、リスクコミュニケーションについて学んでいただくために開催しました。

 本事業は、当センターと福島県立小高産業技術高等学校との協働取組により実施し、同校産業革新科環境化学コースの生徒17名や教員、行政関係者の参加をいただきました。

 化学物質アドバイザー河合直樹氏による、化学物質のリスクの考え方やリスクコミュニケーションに関する講義と、製造現場を想定して「健康面でのリスクを判断するには、どのような情報が必要か」及び「化学物質のリスクを減らす対策を考える」をテーマにグループワークを行いました。

 参加した生徒からは、「もっと化学物質について学びたい」「化学物質が身体に及ぼす影響や、どのように危険性を減らせるのかがわかった」「化学物質は悪いものばかりじゃないと伝えられるようになりたい」などの感想が寄せられ、今後の学習や社会活動につなげていく想いを深めていただきました。

1 日時

 平成30年1月29日(月曜日) 13時30分~15時00分

2 会場

 福島県立小高産業技術高等学校

 (南相馬市小高区吉名玉ノ木平78)

3 対象者

 福島県立小高産業技術高等学校 産業革新科 環境化学コース1、2学年生

4 内 容

 ◆講演 「化学物質のリスクを考える」~製造現場における化学物質管理の実際~

  グループワーク

  講師 化学物質アドバイザー 河合 直樹 氏

講演 グループワーク

アンケート調査結果の報告

 福島県化学物質適正管理指針の対象になっている事業所を対象に、前年度の化学物質リスクコミュニケーションの取組に関するアンケート調査を実施しました。
 リスクコミュニケーション実施状況に関するアンケート調査結果(平成30年1月実施)[PDFファイル/453KB]
 化学物質リスクコミュニケーション実施事例紹介(平成29年度アンケート調査結果から)
 

平成28年度化学物質リスクコミュニケーションの取組

化学物質リスクコミュニケーション推進セミナーを開催しました!

   事業者の皆さんに化学物質による環境リスクの低減に向けたリスクコミュニケーションについて理解を深め、実践していただくことを目的に開催した本セミナーに、事業所及び自治体職員の方等86名の参加をいただきました。

   化学物質アドバイザー河合氏の講演や株式会社クレハにおける事例発表を通して、化学物質リスクコミュニケーションの異議や取組について思いを深めていただきました。

 

  1 日時

    平成29年2月23日(木曜日)13時30分~15時40分

  2 会場

    福島県環境創造センター交流棟「コミュタン福島」ホール

  3 内容

    ◆講演「PRTRとリスクコミュニケーション」

     講師 化学物質アドバイザー 河合 直樹 氏

    ◆「企業における化学物質リスクコミュニケーションの取組事例について」

     株式会社クレハ CSR推進本部CSR推進部 部長 大場 弘行 氏

    (講演の様子)

    
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アンケート調査結果の報告

   福島県化学物質適正管理指針の対象になっている事業所を対象に、前年度の化学物質リスクコミュニケーションの取組みに関するアンケート調査を実施しました。
  リスクコミュニケーションの実施状況に関するアンケート調査結果(平成29年1月実施)
  化学物質リスクコミュニケーション実施事例紹介(H28アンケート調査結果から)
 
  福島県化学物質適正管理指針について(水・大気環境課のページへリンクします。)
 

化学物質リスクコミュニケーション 過去の取組

平成27年度以前の取組みについてはこちらをご覧ください。